こんにちは。田中です。
住宅性能表示制度は、専門的な知識がなくても住宅を簡単に比較できる制度です。
国土交通大臣が定めた「評価方法基準」 をもとに、第三者機関が住宅の性能を評価します。
性能表示基準は、10分野34項目から成り立っており「構造の安定」や「劣化の軽減」といった耐久性に関する項目を確認できます。安全性の高いマンションかどうか判断するためには「劣化対策等級」に注目してください。
劣化対策等級では、等級が1から3までで記載されており、等級によって以下のように耐久性が定められています。
「住宅性能表示制度」とは、2000年4月1日に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」 に基づく制度です。
住宅性能評価書には、設計住宅性能評価書 (設計図書の段階の評価結果をまとめたもの) 建設住宅性能評価書 (施工段階と 完成段階の検査を経た評価結果 をまとめたもの)との2種類があり、それぞれ法律に 基づくマークが表示されます。
評価書の交付を受けた住宅は、住宅ローンの金利引き下げや地震保険料の割引等を受けられる場合があります。
2000年の住宅性能表示制度のスタート時には新築住宅だけを対象としていましたが、2002年12月に、既存住宅(いわゆる中古住宅) を対象とした住宅性能表示制度がスタートしました。
ただし実際のところ、新築と既存では、表示基準や評価基準が異なり 新築の制度を利用した住宅の方が、評価できる性能が多くなります。
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