こんにちは、田中です。
ホームインスペクションを現役バリバリに行っている専門の方にズバリお聞きしてみました。
「マンションを検討している方に向けて、 地震で壊れやすいマンションの形を 教えてください」
これらは適切に対処されていないと耐震性が強いとは言い切れません。 建物を横から見たときに、長方形や正方形のように 単純な形の方がいいそうです。
例えば、上層部は鉄骨鉄筋コンクリート、下層部は鉄筋コンクリートといった、構造の切り替わりがあるマンションです。構造の切り替わり部分で、横にずれるように壊れたことがあるそうです。
横に長いマンションの形は、地震のエネルギーの伝わり方の速度が 縦と横でズレてしまうので、被害が起こりやすくなっています。
限られた土地を有効活用するために、一階を駐車場に使う建物が 都市部には数多くあります。
一階が駐車場になっている建築構造は、ピロティと呼ばれています。 ピロティとは通常の建築構造と違って、 壁ではなく柱だけで建物を支える、吹き抜け空間のことを指します。
マンションやホテル、オフィス等に利用され、制約のあるスペースを最大限に活かすうえで、とても便利なピロティですが、構造の特質上、耐震性という観点からすれば、やや問題があると言わざるを得ません。
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