こんにちは。 田中です。
ホームインスペクションを現役バリバリに行っている専門の方にズバリお聞きしてみました。
「現代の新築であっても、 耐震性能が低い新築はあるのでしょうか?」
現代の新築であっても、 耐震性能が劣る物件は、 たくさんあるそうです・・・
結構ショウゲキな回答です・・・
丈夫な建物の理想形は、サイコロのような正方形のように単純な形だそうです。
現代の建物の耐震診断では、 建物の『壁の強さ』と『壁量バランス』を計算で数値化します。 壁量バランスとは、 壁の配置バランスのことです。
ビルトインガレージを採用した狭小住宅では、 車の入出庫のために大きな開口部があるため、壁量が極端に少なくなります。袖壁をつくるなど補強しなければ、 壁量バランスが悪くなり耐震性能が劣る可能性があります。
それでも、一般に3階建ての木造住宅では、建築確認申請時に構造計算がされているから安心と言われていますが、ビルトインガレージの狭小住宅建築確認や構造計算では、 基準ギリギリでクリアしている物件も少なくありません。
とはいえ、現実的に都内など利便性が良いエリアで 家を探すのであれば、 長方形・3階建て・ビルトインガレージ付きの家を選択肢から除外することは難しいと思います。
そのような物件を検討するときには、 契約する前に耐震診断をして、 耐震性能を見極めることをお奨めします。
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