こんにちは、田中です。
日本の経済に大きな影響を与える 日経平均株価。
一見、株価と不動産価格は相関関係がないように感じますが、不動産価格は株価の推移に連動し、だいたい半年遅れで動く傾向にあると言われています。
不動産価格の変動要因にはどのようなものがあるのか、そして株価とどのような相関関係があるのでしょうか。
コロナショックで2020年の2月から3月にかけて日経平均は 大きな下げ幅を記録しました。 海外渡航制限や自粛要請が重なり、特に旅行観光、飲食、エンタメ業界に大きな打撃を与えました。
しかし、コロナ自粛が解除されると徐々に日常を取り戻すにつれて、今までの自粛の反動も相まって消費者購買意欲が上昇。 株価が上昇することで投資余力が増し、不動産の購入を 希望する人が増加。 購入者需要増に伴い不動産価格が上昇してきました。
不動産の売買では売却を決めてから買い手に渡るまで、早くても3ヶ月、 通常ですと6ヶ月ほどかかる のが一般的です。
また、株式相場よりも流動性が 低いため、株価より遅れて連動して いくと考えられています。 国の政策・大きなイベント・ 人口動向などが、長期的な不動産価格に影響を与えることもありますが、 個別の取引で考えれば、 やはり不動産価格は、「家賃」と「家が欲しい人」の需要 により価格が決まる側面が大きいと言えます。
最近は、急激な円安や株価上昇に沿って 住宅ローン金利が上がる!? というような空気感が心理的ハードルを高めており、これから新たに居住用住宅の 購入を検討する意欲が小休止 される可能性がみられます。
「卵は1つのカゴに盛るな」と投資の世界ではよく言われます。 特定の投資だけではなく、 複数の投資に分散することで リスクを抑えることができる ことの例えですが、 その1つとして不動産は 大きな役割を発揮することが 期待できます。
また、有名な経済学者が、『株投資とは美人コンテストである』 と表現しました。 自分好みに投票するのではなく みんなが好むものに投票せよ!という 意味ですが、これは不動産投資にも当てはまりますよね。
先々住み替えや投資目的で不動産の購入を検討される場合は参考としてみてください。
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